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上智大学の現状

上智大学の入試対策;

上智大学は、日本の私立大学の最高峰を纏めた早慶上智のひとつとされる。
学部別の定員が早慶と比較するとかなり少ない上、受験生のレベルはかなり高い。
また、女子の受験比率が頗る高い。

入試形態は「~日試験」というように割り振られ、同日試験の学部の併願は出来ないようになっている。難易度に多少の差はあれ、学部ごとに癖があるといった傾向が他大学ほど見られないため(問題作成者が同じであることから)、本学を志望する学生は、第一志望学部だけでなく他学部の過去問を積極的に解くように心がければ、それだけ上智の傾向に慣れ合格に近づくと言える。

外国語学部英語学科の英語を 7 割以上取れるようになれば、英語に関しては合格水準に達しているといえる。その他の問題に関しても、問題数(問題個数)が非常に多いが、難関校にしては平易な問題が多いので、基礎を確実に習得することが重要である。


英語
上智大学は、他の私立大学同様、英語の配点が高い。
「英語の上智」と言われるように、非常に高い語彙レベルが求められる英文が出題される。
しかしながら、設問形式自体は早稲田大学や慶応義塾大学と比較するとストレートに知識を問うたり、内容一致の選択肢が変に紛らわしくないので、過去問をしっかりやりこみ語彙数と知識を増やせば、十分高得点を狙える試験である。

上智を狙うならば、一般的な単語集の他に『速読英単語 上級編』、『単語王2202』、『英単語ピーナツほどおいしいものはない 金メダルコース』等を駆使して、語彙力向上を望みたい。また、毎年どこかの学部で新傾向の問題が出題されるが、概して得点率が低いのでそこまで恐れることはない。以下は大まかな学部ごとの傾向である(2006年現在)。

ただし、上智の英語は早稲田や慶應ほど○○学部の傾向というものが安定していなく、「昨年まで簡単だったはずの○○学部の問題が難化」「△△学部は昨年まで大問数が5題だったのが今年は10題になった」などという事例もあるのであくまで参考として欲しい。


速読型の出題をする学部

外国語学部英語学科・法学部地球環境法学科・総合人間科学部心理学科、法学部法律学科、経済学部経営学科及び神学部、経済学部経済学科及び理工学部(機械工学科・電気電子工学科)

精読・文法重視型の出題をする学部

外国語学部(英語学科以外)、文学部、総合人間学部(心理学科以外)、法学部国際関係法学科、理工学部(数学科・物理学科・化学科)


外国語学部英語学科・法学部地球環境法学科・総合人間科学部心理学科 従来の英語の難しい上智のイメージを踏襲した出題である。読解問題の比率が圧倒的に高く、英文もかなり語彙レベルの高いものが出題されるため、速読即解力のみならず語彙力の鍛錬が必要。
会話文も毎年出題されるので注意。未見の単語を推測しながら読む時間的余裕がないため、慶應 SFC の試験と同レベルの語彙力を蓄え「英語を英語のまま理解」できることを念頭に入れた勉強をすべきである。

近年では各予備校の出している外国語学部英語学科の偏差値が下がっている(駿台予備校を除く)が、これは受験層や問題のイメージ、また現在でも二次試験をやっていることにより敬遠されていると思われる。


文学部 (哲学科・史学科・新聞学科)・総合人間科学部 (教育 A・教育 B・社会福祉)・外国語学部 (英語学科以外)

読解・語彙・整序作文・短文空所補充など、バラエティーに富んだ出題をする。読解問題は2006年は難化したものの、総じて上智の中では取り組みやすい問題である。従来の問題から切り離された外国語学部英語学科以外の受験生にとっては易化したとも言えるが、油断は禁物である。
文学部 (国文学科・英文学科・ドイツ文学科・フランス文学科)・総合人間科学部社会学科・法学部国際関係法学科

目だった難問はみられなく、上智対策をしてきた受験生にとっては比較的楽な問題といえる。文学部及び総合人間学部社会学科志望者で7割、法学部国際関係法学科志望者なら8割はとりたい。
経済学部経営学科・神学部神学科

読解力重視で、速読即解力を問われる問題構成である。近年、外国語学部英語学科並みに難しい内容となっているので、受験生は要注意。文法的な誤りを訂正させる問題が近年出題されているが、他大学の同種問題よりは取り組みやすい。余裕があれば早稲田大学人間科学部の問題も解いてみるとよい。


法学部法律学科

傾向は外国語学部英語学科とほぼ同じ。長文と会話文の演習を積むことが重要である。難しい問題と簡単な問題が混在してるので、後者を見抜ける学力を養成することにつきる。易化と難化の差が激しい。
経済学部経済学科・理工学部(機械工学科・化学科)

問題数は例年多く、傾向的には経営学科とほぼ同じだが、こちらの方が問題が易しい。私立理系の英語の問題としては早稲田・慶應に並ぶ最高水準であるが、英語が得意な理系は逆にここで差をつけることが出来る問題といえよう。東工大等難関国立理系の併願で受けるならば、いわゆる英頻やネクステレベルの文法・語法を抑えれば合格点は取れるであろう。
理工学部(数学科・物理学科・電気電子工学科)

上智の中では最も平易な問題である。傾向的には文学部非文学系に近い。問題数も少ないので簡単だと言われるが、出題される英文の語彙レベルは文系学部同様に高いのでその点は留意しなければならない。ただし、設問は易しい場合が多い。上智志望者はまずこの学部の問題に手をつければ上智英語の基礎的な部分が理解でき、その後の勉強の指針になるであろう。東工大等難関国立理系の併願で受けるならば、経済学科の共通問題同様に英頻やネクステレベルの文法・語法を抑えれば合格点は取れるであろう。


国語
早稲田大学の国語と比較すると平易だが、選択肢の作りこみが甘い面も見られ、正解が割れるような問題も散見される。学部によって漢文や明治文語文が出題されるので対策が必要。特に後者は問題集もあまり市販されてないので、有名な作品でよいから読んでみよう。森鴎外や夏目漱石は頻出である。

学部ごとの出題形式
外国語学部・文学部 (哲学・史学・新聞)・総合人間科学部...例年、現代文・古文・漢文が 1 題ずつ出題される。
文学部 (国文・英文・独文・仏文)...現古融合・古文・漢文が出題される。国文以外は大問 3 までが共通問題で全 3 題。国文は大問 4 として、全問記述式の現古漢融合問題が新たに加わったので、対策が必要。
法学部 (法律・国際関係法・地球環境法)...問題は各学科違うが、現代文 2 題・古文 1 題が出題される。
経済学部 (経済・経営)...問題は各学科違うが、現代文 2 題・明治文語文 1 題が出題される。

日本史
毎年全くと言っていいほど出題傾向・形式等が違う。全体的に見るとそれほど難しい問題ではないが、所々に教科書のレベルをこえた難問が含まれている。対策としては、全日程の過去問をやっておくことがベストだろう。 近年、連続する3問の○×組合せ問題がかならず日程のどこかで出ているので細かい年号を知っておく必要がある。なお、この問題は異常なほど難しいため、平均は低い。


世界史
出題頻度としては、ヨーロッパ全般、中国を含めたアジアが頻出である。アフリカや中近東の出題頻度は低い。内容は、近年難化が続きかつてのような標準的な問題をおさえれば大丈夫というわけには行かない。それでも早稲田の世界史と違ってストレートに年号や歴史事象を聞いてくるので、一問一答形式の問題集を解いて、知識を固定すれば合格点は取れる。また、地図を用いた問題と歴史の横軸を聞いてくる問題がよく出るので、常にそのあたりを意識して勉強するとよい。試験の難易度自体は高いが、用語集にも出ないような奇問の正答率は低く偏差値法であるためこれらの問題が不出来でもそこまで気にすることはない。教科書レベルの問題を確実にとるという正攻法こそ勝利の鍵である。上智ということでキリスト教関連のテーマ史が頻出するのでこの分野は知識の整理をしておくことが重要である(個々の宗派、公会議の名称と年号、カトリック史、教皇名など)。


数学(文系)
相当な数学的思考力を要する問題。ただし各設問毎には比較的解答が容易問題も出題されているので、それらは確実に得点しておきたい。歴史系との共存から偏差値法を採用していて数学では受験者平均点が高いので、歴史系と比べると数学は高得点が必要とされる。複雑な計算への速く正確な計算力と、高度な思考力のトレーニングが必須。確率・三角関数などの対策を重点的にするとよい。


模試
かつては駿台予備学校の実戦模試、代々木ゼミナールの上智大プレテストがあったが、現在はトフルゼミナールの模試のみ。

(出典;Wikipedia)


 

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