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上智大学紹介

概観

建学の精神(校訓・理念・学是)
上智の名はカトリック教会の祈りである「聖マリアの連祷」のなかにあるSedes Sapientiae (上智の座)から名づけられたといわれている。「ソフィア」の原義はギリシア語のσοφίᾱ(知恵)で、神の叡智を示している。

このように上智大学は大学名そのものが理念や建学の精神となっているため、別途、校訓のようなものは定められていない。


教育および研究
欧米の大学の学部レベルにおける一般教養(リベラルアーツ)重視の姿勢に倣い、他学部・学科の講義の多くを卒業単位に含められるカリキュラムを取っている。リベラルアーツ重視のカリキュラムは、米国で一般的なように学部修了後に海外を中心とした大学院に進学するという風土を生んでいる。また、米国、英国に限らず、ドイツ、フランス、スペイン、ラテンアメリカ諸国、北欧、ロシア、韓国、香港などに27ヶ国125校の交換留学協定大学があり、年間約200人が留学(交換留学)している。カトリック系の大学であるため、一般教養科目にキリスト教や西洋哲学関連の講義が多く、積極的に履修することでキリスト教への理解を深めることができる。「人間学」2単位が必修となっているが、必ずしもキリスト教的な内容ではない。また、コンピュータの基本的操作、コンピュータリテラシーを学ぶ「情報リテラシー演習」2単位も必修となっている。

学風および特色
アットホームできめ細かな教育を目指している為、新入生の教育導入に特色がある。オリエンテーションキャンプと称する導入合宿がクラスごとに行われ、また、上級学年からヘルパーと称する学生が選任され、新入生の指導及び相談を行う。
語学教育を重視している。留学生、帰国子女や留学経験者、外国人教員が多いことでも知られており、英語やドイツ語などの外国語による講義も各学部で開講されている。なお、国際教養学部の講義は全て英語となる。
長く男子大学だったため、古くは寮生などを中心にバンカラな学風だったが、現在では女性比率が高く、明るく都会的な学風となっている。
古くから西欧人神父が教職員として多数学内で生活しているため、謹厳かつリベラルな雰囲気ももつ。

沿革

略歴
すでに16世紀にはキリスト教イエズス会の宣教師として来日したフランシスコ・ザビエルが日本人の資質を高く評価し、日本の首都に大学をという希望をローマへ書き送っている。上智大学の設立構想はこの時点にまで遡ると位置づけられている。

上智大学設立の直接の契機となったのは1906年 (明治39年)にローマ教皇ピウス10世がイエズス会に対し、日本へ宣教師を派遣し、高等教育機関を設置することを要請したことであった。これを受けて1908年 (明治41年) 日本に大学を設立するために3人のイエズス会員が来日、1911年 (明治44年) 財団法人上智学院を設立、1913年に専門学校令による大学を開校した。その後、1928年には大学令による大学となり、旧制大学となった。

戦後、GHQ/SCAPの兵士とその子弟の高等教育機関として指定され、国際教養学部の前身の国際部夜間部がつくられた。

1957年までは入学が許されていたのは男子のみであり、我が国最後の「男子のみの総合大学」だったが、かつて「女東大」と称された経緯もあり、今では女子学生の数のほうが若干多くなっている。

年表
1549年 聖フランスシスコ・ザビエルの来日。日本人の資質を高く評価し、日本の首都に大学をという希望をローマへ書き送る
1906年 教皇ピウス10世がイエズス会に対し、日本への高等教育機関設置を要請
1908年 3人のイエズス会員が来日
1911年 財団法人上智学院を設立
1913年 専門学校令による上智大学を設立
1928年 大学令による上智大学を設立
1933年 靖国神社参拝拒否事件が発生
1943年 興亜工業大学(現・千葉工業大学)が学院内に移転。
1943年 興亜工業大学との吸収合併問題が発生する。
1949年 新制大学へ改組。同年、文学部哲学科にローマ聖座立認可
1965年 神学部神学科にローマ聖座立認可
1957年 女子学生の入学を許可

基礎データ

所在地
四谷キャンパス(東京都千代田区)
石神井キャンパス(東京都練馬区)
市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区)
秦野キャンパス(神奈川県秦野市。各国カトリック教会からの寄付により上智大学医学部用地として購入。現在はグラウンドとセミナーハウスのみが存する)

象徴
校章は、鷲をかたどったもので、真理の光を目ざして力強くはばたく姿を示している。真理の光を目ざして力強くはばたくという姿勢は上智大学の本質と理想を表わしていると大学関係者は考えている。なお、中央にしるされた文字は、上智大学の標語「真理の光」Lux Veritatisの頭文字である。
校歌としては、上智大学校歌や上智大学学生歌がある。
スクールカラーは臙脂色。

略称・別名
英語名からソフィアと称される。略称は特にない。

教育および研究

組織

学部
神学部(1958年設置)
神学科
キリスト教の基礎知識と教養を身につけた、現代社会に貢献する人材を育てる。カトリック司祭(神父)養成を主目的としているが、他宗派の人、あるいは司祭を目指さない人や女性も入学可能。語学講座や夜間神学講座(宗教科教員免許取得可能)など、社会人を対象とした教養教育も実施している。
文学部
文学を「人間を考える」学問としてとらえ、深い知識を基に主体性のある人間を育てる。
哲学科
史学科
国文学科
英文学科
ドイツ文学科
フランス文学科
新聞学科
人間学研究室
保健体育研究室
総合人間科学部
人間の尊厳(Human Dignity)を基盤に、他者を理解し、他者と共感する"心"を持ち、様々な分野で貢献できる人材を育成する。
教育学科
心理学科
社会学科
社会福祉学科
法学部
社会、経済、政治への理解を深め、法知識を活かす能力を育てる。
法律学科
国際関係法学科
地球環境法学科
経済学部
専門知識、情報処理能力、コミュニケーションスキル。情報化・グローバル化のなかで必要な能力を修得する。
経済学科
経営学科
外国語学部
高度な外国語の能力を武器に、人間の多元的な世界を探究する。
英語学科
ドイツ語学科
フランス語学科
イスパニア語学科
ロシア語学科
ポルトガル語学科
国際関係副専攻
言語学副専攻
アジア文化副専攻
国際教養学部(旧比較文化学部)
日本と世界を結ぶ国際的教養人を育成する。
国際教養学科(旧比較文化学科)
理工学部
学生と教員とがコミュニケーションを図りながら、基礎に重点を置いた専門教育を行なう。
機械工学科
電気・電子工学科
物理学科
化学科
数学科

大学院
以下、特記していない専攻は博士前期課程・博士後期課程である。

神学研究科
神学専攻
組織神学専攻
哲学研究科
哲学専攻
文学研究科
史学専攻
国文学専攻
英米文学専攻
ドイツ文学専攻
フランス文学専攻
新聞学専攻
総合人間科学研究科
教育学専攻
心理学専攻
社会学専攻
社会福祉学専攻
法学研究科
法律学専攻
法曹養成専攻(専門職学位課程、法科大学院)
経済学研究科
経済学専攻
経営学専攻
外国語学研究科
言語学専攻
グローバル・スタディーズ研究科
国際関係論専攻
地域研究専攻
グローバル社会専攻
理工学研究科
機械工学専攻
電気・電子工学専攻
応用化学専攻
化学専攻
数学専攻
物理学専攻
生物科学専攻
地球環境学研究科
地球環境学専攻

短期大学部
短期大学部の設置はなく、上智短期大学が設置されている。


附属機関
研究機構
常設研究部門
キリスト教文化・東洋宗教研究所
中世思想研究所
イベロアメリカ研究所
カウンセリング研究所
生命科学研究所
国際言語情報研究所
社会正義研究所
比較文化研究所
ドイツ語圏文化研究所
アジア文化研究所
アメリカ・カナダ研究所
地球環境研究所
イスパニア研究センター
ポルトガル・ブラジル研究センター
カウンセリングセンター
ルネッサンスセンター
情報科学教育研究センター
アジア人材養成研究センター
時限研究部門
学内共同研究部門
図書館
中央図書館(東京都区部の有名大学としては珍しく所定の費用を負担すれば卒後の貸し出しも可能)
石神井分館
法科大学院図書室
聖三木文庫(長崎26聖人の1人であるパウロ三木にちなむ)
キリシタン文庫
ラウレスキリシタン文庫データベース
モニュメンタ・ニポニカ

研究

21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムとして、1件のプロジェクトが採択された。

2002年
学際・複合・新領域
地域立脚型グローバル・スタディーズの構築(AGLOS)


私立大学学術研究高度化推進事業
オープン・リサーチ・センター整備事業
情報科学教育研究センター
ハイテク・リサーチ・センター整備事業
先端科学技術研究機構

教育
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
「現代世界に貢献する地域研究」(グローバルな市民社会とローカルの多様性を支える次世代地域研究者の育成)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム
グローバル社会における系統的科学英語教育
特色ある大学教育支援プログラム
日本と世界を結ぶ国際教養教育の先駆的取組
大学対抗交渉コンペティション(他大学との共同プログラム)
法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
仲裁・ADR・交渉の研究と実践
実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(他大学との共同プログラム)
大学教育の国際化推進プログラム
文化遺産教育戦略に資する国際連携の推進

学生生活
入学直後にオリエンテーションキャンプが実施され、学習・研究だけでなく大学生活全般に関する説明が行われる。また、上級生から選任されたヘルパーが学科の後輩の相談にのる制度がある。教員にはイエズス会の神父もおり、隣接する聖イグナチオ教会ではクリスマスミサが行われるなど、望めばキリスト教色に溢れた学生生活を送ることが可能。


学園祭
学園祭は「ソフィア祭」または「ソ祭」と呼ばれ、原則毎年10月31日~11月3日に催開される。ミスソフィアコンテスト、ミスターソフィアコンテストなどさまざまな企画が催されている。 2006年度はルー大柴が司会をつとめた。

スポーツ
体育系の実績のある生徒に対して入学優遇を行う制度は存在しない。ただし、個人競技で優秀な成績を持つ学生が入学した際に大学を挙げてバックアップした前例はある。

上智大学・南山大学総合対抗運動競技大会(上南戦)が1960年以降毎年開催され、各体育会を中心に競技されている。

上智大学ラグビー部は関東大学ラグビー対抗戦グループのBリーグに所属しており、2006、2007年度と不本意な結果に終わったため、巻き返しを狙っている。

上智大学硬式野球部は東都大学野球連盟に加盟している。

上智大学体育会サッカー部は2008年現在、東京都リーグ2部に所属し、監督は上智サッカー部OBの鶴岡朝行氏である。

上智大学アメリカンフットボール部Golden Eaglesは1970年創部、関東学生リーグ1部~2部の常連だったが、近年は3部落ちで低迷している。


大学関係者と組織

大学関係者組織
上智大学の同窓会は「上智大学ソフィア会」と称する。会員相互の親睦を深めること、及び上智大学の使命達成と発展に貢献することを目的としている。地域、職域、学部別など、さまざまなソフィア会があり、地域ソフィア会は国内に約70カ所、海外は約50カ所、職域別・学部別・クラブ別では「経鷲会」、「マスコミ・ソフィア会」、「SELDAA」、「体育会OB会」など様々な会があり活動を行っている。
毎年5月の最終日曜日に、卒業生が四谷キャンパスに集い、母校との絆を深めるオールソフィアンの集いというイベントが開催されている。ソフィア会総会と親睦会の名称を1974年に「オールソフィアンの集い」に変更して開催したのが始まり。金銀銅祝式典、著名な卒業生による講演会、各団体の会合などが行われる。卒業生、大学教職員、現役学生で運営を行っている。参加者は毎年 3,000人程度。
上智大学には保護者組織があり上智大学後援会と称する。大学の教育事業を支援し、併せて父母同士の親睦を図ることを目的として、事業を行っている。


施設

キャンパス
四谷キャンパス
神学部、文学部、総合人間科学部、法学部、経済学部、外国語学部、国際教養学部、理工学部
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線四ツ谷駅、東京メトロ有楽町線麴町駅
大学の周囲には、赤坂の迎賓館や、桜並木で有名な真田掘、ホテルニューオータニの日本庭園がある。総武・中央線内の四ツ谷駅間近にキャンパスがあるという地の利を魅力と思う人もいる。四ツ谷駅から銀座、青山、新宿、渋谷などに15分以内で移動することができる。麹町駅からは池袋も15分以内。
石神井キャンパス
神学部(大学院)
西武新宿線武蔵関駅


対外関係

他大学との協定
日本カトリック大学連盟加盟
ASEACCU(=Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities)加盟

姉妹校
南山大学
聖トマス大学
天主教輔仁大学(台湾)

系列校
イエズス会系系列校
エリザベト音楽大学
六甲学院中学校・高等学校
栄光学園中学校・高等学校
上智大学から分離独立して現在に至る。
広島学院中学校・高等学校
泰星中学校・高等学校
上記の各高等学校は附属校ではないため内部進学制度は存在しないが、上智大学への推薦枠を持っている。
世界各地のイエズス会系大学(28ヵ国、114校)

附属学校
日本では附属の高等学校や中学校を持つ大学が多く存在しているが、上智大学はイエズス会における高等教育機関として設立された経緯から、自らの附属高等学校・中学校を持たない。ただし、学校法人上智学院には以下教育機関が置かれている。

上智短期大学
上智社会福祉専門学校

(出典;Wikipedia)

 

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